元ブラジル代表カフー、“ネイマール最強論”主張 「技術ではメッシでさえ超えてない」
同胞の元主将カフーは技術面にフォーカスして「ネイマールは世界最高の選手」と高評価
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バロセロナ)は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)とともに現代最高の選手と言われている。しかし、ワールドカップ(W杯)出場4回を誇る元ブラジル代表DFカフー氏は、こと技術面においてはブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)が世界ナンバーワンだと主張している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
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母国ブラジルのサントスから2013年にバルセロナへ移籍したネイマールは、翌シーズンからウルグアイ代表FWルイス・スアレスを加えた「MSNトリオ」で世界を席巻。リーグ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝1回、FIFAクラブW杯優勝1回を果たして、17年に歴代最高額の移籍金2億2200万ユーロ(現在のレートで約268億円)でPSGへ移籍した。
股抜きやエラシコ、シャペウ、オーバーヘッドなど数々の技の引き出しを持つネイマールだが、その一方でファウルを受けて大袈裟に倒れるなどシミュレーションを疑われるアクションがたびたび揶揄されてきた。それでも、W杯優勝2回を経験している元ブラジル代表主将カフー氏は、衛星放送「FOXスポーツ」ブラジル版で同胞の“10番”を称えている。
「技術面で言えば、ネイマールは世界最高の選手だ。技術では誰もネイマールを打ち負かせられない。メッシでさえもね。僕はメッシのファンだけど、テクニックのクオリティーではネイマールを超えていない」
カフー氏曰く、史上最多のバロンドール受賞6回を誇るメッシでも、テクニックではネイマールに及ばないという。古巣バルセロナへの復帰が囁かれるネイマールだが、再びメッシと共闘することになるのだろうか。