バルサOBリバウド、インテルFWマルティネス獲得説に異議 「準備ができていない」
リバウド氏はネイマールを獲得し、メッシ&スアレスとの“MSNトリオ”復活を提言
スペインの名門バルセロナは、今夏の移籍市場でイタリア1部セリエAの強豪インテルからアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスを狙うと報じられてきた。しかし、クラブOBで元ブラジル代表FWリバウド氏は異を唱えている。
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バルセロナは今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージでインテルと対戦し、高速カウンターからマルティネスにゴールを奪われた。その存在感を目の当たりにしたことをきっかけに、獲得を狙い始めたとされている。
ただリバウド氏は、カジノサイト「Befair」内にある自身のコラムで、今のバルセロナに必要なのはマルティネスではないと持論を展開している。
「噂によると、バルセロナはインテルの若いアルゼンチン人FWラウタロ・マルティネスとの契約を検討しているとされるが、22歳の青年は成長を続け、経験を積む必要があると考える。彼はすでにインテルにとって貴重なプレーヤーであり、将来的にはトッププレーヤーになる可能性があるが、バルサでプレーするほどの準備ができていない」
そのうえでリバウド氏は、バルセロナが狙うべきはかつてパリ・サンジェルマン(PSG)に放出したブラジル代表FWネイマールだと主張した。
「ネイマールを信じていると私はしばらく言ってきた。おそらくバルセロナを離れることは彼にとっては間違いだったが、バルセロナが受け取った移籍金より低い金額で彼を取り戻す可能性がある場合、その機会をつかむ必要がある。ネイマールはクラブを知っていて、その個性でゲームに違いを生む。彼はバルサにとって素晴らしいサインになるだろう。リオネル・メッシとピッチを共有させることだ」
さらにリバウド氏は「バルセロナは、過去の破壊力抜群の攻撃を復活させるためには、ネイマール、メッシとルイス・スアレスを再会させることに集中すべき」だとして、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとウルグアイ代表FWルイス・スアレスとネイマールを合わせた「MSNトリオ」の復活を提言した。
ネイマールはPSGを今季限りで去るという噂が絶えないが、リバウド氏は古巣バルセロナが買い戻すことが最善の道だとしている。