鹿島の英雄、伝説の直接FKにJ公式が再脚光 “宿敵”磐田との名勝負にファン大反響
Jリーグが2001年のチャンピオンシップ第2戦のハイライトを公開
Jリーグは公式YouTubeチャンネルを更新し、「もう一度見たいあの試合」と題して2001年12月8日に行われたJ1リーグチャンピオンシップ第2戦鹿島アントラーズ対ジュビロ磐田のハイライトを公開した。Jリーグ史に名を刻んだ名勝負を回顧。鹿島の元日本代表MF小笠原満男が挙げた決勝ゴールにファンからは大きな反響を呼んでいる。
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2001年のJリーグは1stステージでジュビロ磐田が優勝。2ndステージは鹿島が制覇し、この2チームで12月2日にチャンピオンシップ第1戦が行われた。鹿島はアウェーで迎えた第1戦で0-2とリードされるも、後半34分にDF秋田豊が反撃の1点目を決め、同38分にFW平瀬智行が同点弾を挙げて2-2で引き分けた。
そして、ホームに戻った第2戦。両チームが互いに攻め込み、ゴールへ襲い掛かるも、磐田のGK ヴァン・ズワム、鹿島のGK曽ヶ端準が奮闘して0-0のまま90分が過ぎた。試合は延長戦へ突入。優勝が懸かった緊迫する雰囲気の中、試合は延長前半10分に動いた。鹿島はペナルティーエリア左外20メートル付近でFKを獲得。キッカーを務めたのは当時22歳の小笠原で、ファーサイドへ狙いを定めた一発は芸術的な弧を描いてゴールへと吸い込まれた。
Vゴール方式で行われた一戦。小笠原のこの伝説的FKで鹿島は優勝を決めた。鹿島と磐田がしのぎを削り合っていた時代のJリーグ史に残る名勝負は、ファンから大きな反響を集めている。「この試合は納得の選出ですね」「満男めちゃくちゃカッコいい」「やっぱりMrアントラーズは小笠原満男だ!!」「メンバーやばすぎ!」「名手ヴァンズワムが1歩も動けなかった一撃」「自分がサッカー見始めた時は鹿島と磐田二強時代。今でもこの二強時代が好き」など、歓喜する声が多く投稿された。
ファンにとっては伝説の一戦を振り返るいい機会となったようだ。