ミランGK、新型コロナが猛威を振るう街の光景に衝撃 「まるで映画のシーンのよう…」

ミラノ市内のショッピングモールも閑散としている【写真:AP】
ミラノ市内のショッピングモールも閑散としている【写真:AP】

ベゴヴィッチが変わり果てた街並みに悲嘆も…「スポーツには力がある」

 新型コロナウイルスの感染状況が深刻なイタリア。北部ロンバルディア州などでは商業施設の営業停止命令が出されるなど、拡大防止のための封鎖措置が取られている。観光地としても名高いミラノも、今では映画に出てくる“ゴーストタウン”と化してしまったという。

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 ボーンマスからACミランに期限付き移籍中のボスニア・ヘルツェゴビナ代表GKアスミル・ベゴヴィッチは、その変わり果てた街並みに大きな衝撃を受けているようだ。英紙「デイリー・ミラー」で現在の状況について語っている。

「(街は)完全に封鎖されている。通りにも人気はない。開いているのはスーパーマーケットだけ。わずかな食料を買い、まっすぐ家に帰るだけ。クレイジーだよ。(ミラノは)大きな都市だ。僕もここに住んでいる。まるで映画のシーンのようだと言われているが、これが現実だ」

 大都市ミラノから人の姿が消えた異様な光景は、まるでフィクションの世界のようだという。ベゴヴィッチは「イタリアは大きな打撃を受けている」と、当事者としてその深刻さを強調した。

 イタリアでは国内の感染者数が3万人を超え、死者数も約2500人と報じられており、ヨーロッパの中で最も被害が深刻な状況。セリエAでもユベントスのイタリア代表DFダニエレ・ルガーニ、フランス代表MFブレーズ・マテュイディらの感染が確認され、不安が広がっている。

 そうしたなかで、ベゴヴィッチは「フットボールには重要な影響力がある」とし、「スポーツには力がある。人々を結びつけることができる。同時に問題を引き起こすこともあるが、このような難しい時こそ、フットボールがその力を使い、ポジティブに好転させることができるはず」と主張。未知のウイルスの恐怖に怯える人々のためにも、一日でも早く“フットボールのある日常”が戻ってくる日を心待ちにしていると語っていた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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