スピード自慢の23歳は今季29試合10得点

　日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターがCSKAモスクワのナイジェリア代表FWアーメド・ムサ獲得に近づいている。来季のUEFAチャンピオンズリーグも見据えたチームづくりを目指すクラウディオ・ラニエリ監督は攻撃陣強化を目論んでいる。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

　23歳のムサは、14年1月までCSKAでプレーしていたACミランの日本代表MF本田圭佑の元同僚。スピード自慢のアタッカーは今季、29試合で10得点と得点力に磨きをかけている。CSKAの要求額は1800万ポンド（約30億円）と見られている。

　23節を終えて勝ち点47でリーグ首位に立つレスターのラニエリ監督は、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場を視野に入れており、大舞台を見据えた積極的な補強を目論んでいる。今冬の移籍市場ではすでに、イングランドU-20代表MFデマライ・グレイとガーナ代表DFダニエル・アマーティを獲得し、戦力を上積みした。その一方で、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディのブレイクや岡崎の加入もあって序列がFWの4番手となっていたクロアチア代表FWアンドレイ・クラマリッチをホッヘンハイムを放出していた。