伝説のブラジル代表司令塔が激白 2度目のミラン復帰と3年後の引退を示唆

FIFA公式番組でカカが示した古巣への愛情 「いつも扉は開いている」

 2000年代に入ってからのACミラン黄金期に、不動のトップ下として活躍したブラジル代表MFカカが、FIFATVが実施したインタビューに応じ、かつて所属したミランに復帰する可能性を語っている。そして、現在はアメリカMLSのオーランド・シティでプレーする万能アタッカーは、あと3年ほどで現役を引退することを示唆している。

「いつかミランに戻るのかって? どうだろう。今はアメリカで楽しんでいるからね。ただ、僕はミランを愛しているし、ミランでプレーした日々も愛している。僕に対して、いつでも扉を開いてくれていると思っているよ」

 カカは2003年から09年と、13年から14年の2度にわたってミランでプレーした。07年にはカルロ・アンチェロッティ監督(当時)と共に、UEFAチャンピオンズリーグも制し、日本でクラブワールドカップのチャンピオンにも輝いた。サポーターにも愛され、09年1月の移籍市場でマンチェスター・シティへの移籍話が持ち上がった際には、自宅付近にサポーターが集結。窓からミランのユニフォームを掲げて応えたという一幕もあった。

 しかし、そんなカカも33歳になった。そろそろキャリアの終盤に差し掛かり、引退も考えているという。

 

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