英メディアが今夏のマンU補強を一刀両断 今季も強豪復活はいばらの道

 これはしっかりと記録されていることだが、我々はファブリガス、ベイル、そしてロナウド獲得に動いていた。

 私が着任した時点では、ロナウド獲得に迫っているという話だった。他にも2~3の大物選手獲得が具体化していた。
 しかし実現しなかった。
 必死で補強を目指したのに、なぜ選手が獲得できなかったか。その原因をずばりと指摘するのは難しいが、私は史上最高の業績を残したサー・アレックスの後を継ぎ、チーフ・エグゼクティブ(エド・ウッドワード)も、前任者は業界内でも最高の凄腕として知られたディビッド・ジルだった。ようは、我々ふたりにとって(大物補強という仕事は未経験で)新しい仕事だった」
 これは去る8月17日、英大衆紙サンデー・メールが掲載したディビッド・モイーズの独占インタビューから抜粋したコメントである。
 この証言を信用すると、マンチェスター・Uは昨年夏、途方もない大型補強に取り組んでいたことになる。
 ロナウド、ベイル、ファブリガス。しかし結果はご存知の通り。様々な名前が浮かんでは消えたが、昨夏の移籍期間にモイーズが獲得できたのは、マルアン・フェレイニだけだった。
 そしてその理由――ことごとく大物に逃げられたわけは、単純に新任の自分とウッドワード副会長が力不足だったとしている。
 4月の解任時に、補強失敗が不振の大きな要因のひとつとして取り上げられたが、したくてもできなかったというのが本当のところで、大物を穫れなかったのは、アレックス・ファーガソン監督、ディビッド・ジルCEOという、偉大な前任者2人との求心力の差だったというわけだ。
 しかし、名将ファン・ハールが就任し、昨夏の失敗は許されないウッドワード副会長だが、どうやら今夏もマンチェスター・Uの補強は不調らしい。
 8月21日、英大衆紙ザ・サンが掲載したチーフ・スポーツライターであるスティーブン・ホワード記者の記事は、威勢の良い噂話とは裏腹に、今季も順調とはいいがたいマンチェスター・Uの補強について、辛辣な疑問を呈した内容になっている。

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