ミラン指揮官、3部相手の「ウノ・セロ」勝利に激怒! 「決定的な勝利を飾ることができたはず」

本田らが決定機外す展開にベンチで激昂

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、26日のイタリア杯準決勝第1レグのアレッサンドリア戦を1-0で勝利した。シニシャ・ミハイロビッチ監督は、3部相当のレガ・プロ所属の相手に対して1得点に終わった後、チームの決定力不足に苦言を呈している。イタリア国営放送「RAI」のインタビューに応じたもの。

「満足度は半分だ。我々は勝たなければいけないゲームに勝利するという結果を残した。だが、もっと決定的な勝利を飾ることができたはずだ」

 格下相手に、勝利こそしたものの第2レグでのジャイアントキリングに希望を与えるような結果で終わってしまったことに対して不満を述べている。

 その原因となったのが、攻撃陣の低調さだ。本田は後半5分にFWマリオ・バロテッリからの“決めて下さい”とばかりのパスにフリーで放ったシュートを相手DFにぶつけてビッグチャンスを逸した。そのバロテッリも前半39分に本田からのパスで相手GKと1対1になりながらシュートミス。途中出場のFWエムベイエ・ニアングも本田からの決定的なスルーパスをトラップミスし、得点チャンスを逸している。

「我々は4回か5回の決定的なチャンスを作った。つまり、そこまでボールは運べているわけだ。もちろん、もっとうまくやることができたはずではあるんだがね」

 指揮官は、決定力を欠いた攻撃陣に対して不満を隠さなかった。そうした中でカウンター攻撃から危険なシーンも作られ、ベンチ前で激昂していた。

 

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