「二度も屈辱を与えた」 ディバラ、相手翻弄の“衝撃フットワーク”に英注目「完璧に遂行」
ユベントスはインテルに2-0で勝利 途中出場のディバラが決定的な追加点を奪取
ユベントスは現地時間8日、延期されていたセリエA第26節でインテルと対戦し、2-0で勝利を収めた。優勝争いの行方を左右する上位対決を制したユベントスだが、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが決めた切れ味鋭い追加点に、英メディアは「衝撃的なフットワークで屈辱を与えた」と取り上げている。
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試合前の時点で暫定2位のユベントスは、本拠地アリアンツ・スタジアムで3位インテルを迎え撃った。今季の優勝争いの行方を大きく左右する上位直接対決となったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で無観客の措置が取られた。試合は後半9分、ユベントスのウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが先制点を決めた。
そして1-0で迎えた同22分、途中出場のディバラが魅せる。ロングフィードを右サイドで受けたディバラは、マッチアップした相手MFアシュリー・ヤングを華麗なボールコントロールで置き去りにすると、味方とのワンツーでペナルティーエリア内に侵入。今度は鋭い切り返しでヤングを振り切り、左足のアウトサイドキックでゴール左隅に流し込んだ。
英メディア「GIVE ME SPORT」は「ディバラが二度にわたりヤングに屈辱を与えた」と見出しを打ち、「衝撃的なフットワークで二度置き去りにし、ヤングに屈辱を与えた」と取り上げている。「完璧に遂行された切り返し」と、ディバラの持ち味が存分に発揮されたプレーとして称賛を送っていた。
昨季にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入して以降、エースの座を失いベンチを温める機会の増えているディバラだが、最近はロナウドとの連係も整理され始めている。勝ち点1差のラツィオとともに熾烈な優勝争いが繰り広げられているが、前人未到のリーグ9連覇に向けてディバラの力が必要であることは確かだろう。