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C・ロナウドは衰えたのか? 「11.85%」が示す“稀代のゴールマシーン”失速の兆候
米メディアが今季のデータを分析 3季連続得点王も射程圏内だが…
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今季リーグ戦21試合出場で16得点を挙げる活躍で得点ランク3位タイにつけている。トップのバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスとは2ゴール差で、3シーズン連続となるピチーチ賞(得点王)を視野に入れている。だが、稀代のゴールマシーンの決定力に今季、翳りが見えているという。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が、「ロナウドのリーガでの決定率はベイル、ベンゼマよりも遥かに劣る」と特集している。
レアルは今季、欧州のリーグ戦で最もシュートを放っているチームだという。その数は418本。1試合平均19.9本とシュートの雨を降らせている。2位はバルセロナの329本、3位はアトレチコ・マドリードの276本、4位はラージョ・バジェカーノの274本と続いている。1試合平均シュート数が最も少ないのは、リーグ4位のビジャレアルで8.9本。だが、シュート成功率がバルセロナに次ぐリーグ2位のため、チームは上位に位置している。
レアルは今季のリーグ戦で58得点を奪っている。16得点のロナウド、17得点のフランス代表FWカリム・ベンゼマ、13得点のウェールズ代表MFギャレス・ベイルが形成する「BBC」と呼ばれる強力3トップが、そのうちの46得点を叩き出している。
ゴール数だけを見れば、エースとして申し分のない働きをしているロナウドだが、シュート成功率は大きな懸念材料になっているという。