世界最強の守護神ブッフォンの決断 40歳で迎える18年ロシアW杯で現役引退を明言

衰え知らずのセービングでユベントスの巻き返しの主役に

  ユベントスのジュゼッペ・マロッタGMはブッフォンの去就問題に対して「彼には白紙の紙(契約書)を渡してある。彼の運命を決めるのは、彼自身だ。ここに残りたいと思う限り、残ることができる」と話しているが、その決断の時が40歳の誕生日を迎えるシーズンになったようだ。

 28日に38歳になるブッフォンだが、衰えを感じさせないセービングを見せている。昨季はUEFAチャンピオンズリーグのファイナリストに名を連ね、今季も序盤こそ出遅れたものの、リーグ11連勝で首位ナポリを猛追するユベントスの絶対的な守護神として君臨している。

 ブッフォンにとって、ロシア・ワールドカップに出場すれば6度のワールドカップに出場した初めての選手になる。2006年のドイツ大会では決勝のフランス戦でPK戦の末に優勝を勝ち取っている。3大会ぶりの世界制覇を花道に華麗なキャリアを終えることができれば、伝説の守護神にとっては最高の幕切れになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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