6戦連続先発の本田、頭から出血も86分間出場 ミランは二度のリードを生かせず敵地でドロー

ミハイロビッチ監督からの揺るがぬ信頼 前節と同じスタメンで臨む

 日本代表FW本田圭佑所属のACミランは23日にリーグ第21節の敵地エンポリ戦を戦い、2度のリードを生かせずに追いつかれて2-2で引き分けた。2016年に入り全公式戦でのスタメン出場を続けた本田は、後半に頭から出血するアクシデントがあったものの後半41分まで出場した。

 先週勝利したフィオレンティーナ戦と全く同じ11人のスタメンで臨んだミランだが、この日はエンポリの出足の良いチェックに苦しんだ。得点後にビールで乾杯するゴールパフォーマンスで知られるFWマッシモ・マッカローネ、ミランで不遇の時期を過ごしてから復活したMFリッカルド・サポナーラ、FWマヌエル・プッチャレッリの前線3人による攻撃に手を焼く試合展開になった。

 それでも、先制点はミランが手にする。前半8分、左サイドバックのルカ・アントネッリがシンプルに最終ラインの背後に蹴り込んだボールに対し、FWカルロス・バッカが駆け引きに勝利して抜け出すと、そのままGKとの1対1を制してゴール。ミランは敵地でリードを奪った。

 しかし、このリードを前半のうちに失ってしまう。MFサポナーラの動きを捕まえきれずにいたミラン守備陣は同31分、エンポリの自陣からのパスワークによって完全に崩され、最後は前線3人の動きをおとりにして走り込んできたMFピョートル・ジーリンスキーに同点ゴールを許した。試合はこのまま1-1でハーフタイムを迎えた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング