バルサOBビジャがメッシを絶賛 「イニエスタにもシャビにもブスケッツにもなれる」
バルセロナで共闘したビジャは「すべてにおいて上手い」とメッシを評価
元スペイン代表FWダビド・ビジャは、今年元日の天皇杯決勝を最後に現役を引退した。アメリカの地でクラブオーナーとしてセカンドキャリアを歩むなか、英公共放送「BBC」のインタビューで、バルセロナ時代に共闘したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて、4人のスター選手が一体化したような、なんでもできる選手と絶賛している。
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ビジャはバルセロナやアトレチコ・マドリードなどリーガ・エスパニョーラの強豪クラブで活躍。オーストラリアのメルボルン・シティを経て2015年からは米MLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・シティでプレーした。そして、2019年に盟友の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが在籍するJ1ヴィッセル神戸に加入。クラブにとって初のタイトルとなる天皇杯優勝を置き土産に選手としてのキャリアを終えた。
バルセロナでは2010年から3年間プレー。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、イニエスタ、元スペイン代表MFシャビ(現アル・サッド監督)らとともに戦い、リーガ・エスパニョーラとスペイン・スーパーカップでそれぞれ2回、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップで1回ずつ優勝を経験した。
ビジャはメッシについて、「誰が言ったかは覚えていないが、『メッシは、メッシにも、アンドレス・イニエスタにも、シャビにも、セルヒオ・ブスケッツにもなれる』と言った人がいる。それを聞いた時、『私もそう思うよ』と思ったんだ」と述べ、こう続けている
「彼のベストポジションを聞かれても、答えられないよ。彼は背番号9ではないが得点王。背番号10でもないが、トップアシスト王だ。背も高くないのにヘディングも決める。彼はすべてにおいて上手い。右足のシュートの調子が悪いなと思っていたら、右足で素晴らしいゴールを決める。たしか彼は一度だけキーパーをしたことがあったが、その時もよくやっていた」
メッシは昨年に歴代最多となる通算6回目のバロンドールを受賞するなど、32歳となった現在も第一線でエースとして活躍している。ロッカールームでは物静かなレジェンドだが、ビジャはメッシが史上最高のフットボーラーだと信じているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)