レアル戦先勝のマンC、殊勲のデ・ブライネに代表監督も称賛 「あらゆる攻撃の中心」

マンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ(中央)【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ(中央)【写真:Getty Images】

先制を許したなか1得点1アシストの活躍で逆転勝利に貢献

 マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは、現地時間26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦のレアル・マドリード戦で1得点1アシストを決め、2-1での逆転勝利を導いた。試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出されたプレーメーカーを、ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督も称賛している。

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 サンチャゴ・ベルナベウで行われた一戦は、ホームの大声援に後押しされたレアルが後半15分にスペイン代表MFイスコのゴールで先制し、試合を優位に進めた。

 しかし、一つのプレーが試合の展開を一変させた。迎えた後半33分、左サイドでボールを受けたシティMFデ・ブライネはペナルティーエリア内でDF陣に囲われ、ゴールに背を向けた状態から素早く反転して中央へ浮き玉のクロスを供給。これをブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが頭で合わせ、同点のゴールに結びつけた。

 さらに後半38分には途中出場のイングランド代表FWラヒーム・スターリングが鋭い突破でPKを獲得。これをデ・ブライネがゴール左隅へ沈めて勝ち越しに成功し、怒涛の反撃でシティは鮮やかな逆転勝利を飾った。

 終盤にはレアルの主将DFセルヒオ・ラモスが決定機阻止で一発退場となり、次戦出場停止が決定。シティは第2戦に向けて大きなアドバンテージを手にしている。

 UEFA公式サイトによれば、1得点1アシストで大逆転勝利を呼び込んだデ・ブライネが試合のMOMに選出された。デ・ブライネとは代表チームで師弟関係にある、マルティネス監督によるこの試合の評価コメントも紹介されている。

「彼はシティのあらゆる攻撃の中心にいた。ボールを持っている時の彼のクレバーなポジショニングが、ピッチのあらゆるところでシティにアドバンテージをもたらしていた。PKでの得点シーンも含め、彼は傑出した決断力を示していた」

 マルティネス監督も絶賛するデ・ブライネの活躍で第1戦を制したシティ。悲願のCL制覇に向けて、まずは大きな一勝を手にした。

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