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出場機会減の食野亮太郎、ハーツ監督が練習の姿勢を高評価 「本当に素晴らしい姿勢」
1月のU-23アジア選手権に参加後、クラブでの出場機会が減る
スコットランド1部ハーツのU-23日本代表MF食野亮太郎について、チームを率いるダニエル・シュテンデル監督が高評価を与えた。スコットランド地元紙「エディンバラ・ニュース」が監督のコメントを伝えている。
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食野は昨夏にガンバ大阪からプレミアリーグの強豪マンチェスター・シティに完全移籍。労働許可証の問題からプレーできず、ハーツへ期限付き移籍した。ハーツに加入後は、合流直後の8月31日第4節ハミルトン戦(2-2)でデビューを果たすと、続く第5節マザーウェル戦(2-3)に途中出場し移籍後初ゴールをマークした。
だが今年に入り、唯一の海外組として招集された1月のU-23アジア選手権からチームに戻ってからというもの、安定した出場時間を得られていない。直近の3試合では出番がなく、12日の第26節セルティック戦(0-5)、15日の第27節ハミルトン戦(2-2)はベンチ外となっている。
そんななか、シュテンデル監督が食野の現況を説明。1月にU-23アジア選手権に参加していた食野は、グループリーグの全3試合に先発出場。ただ、同期間のウィンターブレイク中に行われていたチームの合宿には参加できなかった。そのことについて「食野のクオリティーについては問題ない」としながら、指揮官が言及した。
「私たちは1月により良くするために必要なことを学ぶために一緒にトレーニングを始めた。彼はその時いなかった。最近の数週間はトレーニングする時間がなかった。リカバリーばかりで10人だけで練習をしていた。彼を連れて行くのは難しかった。だが、私は練習で一生懸命だった。これは本当に素晴らしい姿勢だ。期待通りにプレーできず、メンバー外というのは簡単ではないからだ」
困難な状況に立ち向かっている食野だが、指揮官はその様子を前向きに捉えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)