“イタリアの至宝”バッジョ、若き日の華麗ゴール動画に反響 「魔法」「最高の10番」

ユベントスやミランでタイトルを獲得したロベルト・バッジョ氏(写真は代表時のもの)【写真:Getty Images】
ユベントスやミランでタイトルを獲得したロベルト・バッジョ氏(写真は代表時のもの)【写真:Getty Images】

フィオレンティーナがバッジョの誕生日を祝してゴール映像を公開

 「イタリアの至宝」と呼ばれた元イタリア代表FWロベルト・バッジョ氏が、18日に誕生日を迎え53歳となった。かつて所属したフィオレンティーナは公式ツイッターで、チームのアイドルだったバッジョ氏のゴールシーン動画を公開して祝福。コメント欄には称賛の声が寄せられた一方、一部ファンからは「裏切り者」といったコメントが投稿されるなど反響を呼んでいる。

 ユベントスやミランでタイトルを手にしているバッジョは、その風貌と華麗なプレースタイルで人気を博してイタリアの国民的なアイドルへと上り詰めた。1985年にフィオレンティーナへ移籍しセリエAデビューを果たそうとする時に、右膝を負傷。86年9月にデビューを果たしたが、その後も欠場が続き本格的に出場できるまでに1年半ほどの年月を費やした。その後の2シーズンは大活躍で、88年にはイタリア代表入りを果たし、90年の自国開催のワールドカップでの活躍を経て、全国区のスター選手となった。

 バッジョは同年にユベントスへ移籍することになるが、この移籍を巡ってフィオレンティーナのサポーターが反発して暴動を起こすなど、大きな社会問題を巻き起こした。その移籍をきっかけにして、バッジョはイタリア国民のスターから全世界的なスーパースターへの階段を駆け上がることになるのだが、フィオレンティーナのサポーターからは生涯にわたって裏切り者扱いされることになった。

 今回フィオレンティーナが公開した動画は、バッジョが所属した時のゴール集。緩急をつけて相手の間をすり抜けるスラロームドリブルからのゴール、GKの逆を取ったPK、鋭く深い切り返しで相手をかわしてからのシュート、巧みなステップワークでGKを含む4人を抜き去ったゴールで、どれもバッジョらしい華麗なプレーでファンにとっては珠玉の1本となっている。

 この映像を見たファンは、「偉大なる選手!!!」「私のPSGを苦しめた若かりし頃のアイドル」「イタリアが生んだ史上最高の選手!!!!」「最高の10番」「魔法」といった称賛のコメントを投稿している。なかには、元アルゼンチン代表の英雄ディエゴ・マラドーナ氏のコメントを引用して、「私は世界のサッカー界における新しいタレントに敬意を表する。それはバッジョと呼ぶ」と称えているファンもいた。

 しかし、フィオレンティーナのサポーターからは、「オーマイゴッド、気分が悪い」「裏切り者」といったコメントが見受けられ、30年が経った今でもサポーターにとっては根深い問題となっているようだ。

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