イタリアで前代未聞の退場劇! 監督が自軍選手に激怒…平手打ち→レッドカードの珍事
イタリア4部グロッセトのマグリーニ監督、不満げな態度を見せた選手に暴力行為
イタリア4部の試合で前代未聞の退場劇が起こった。現地時間16日に行われたグロッセト対モンテロージの試合で、グロッセトのランベルト・マグリーニ監督が自軍の選手を平手打ち。その行為に対して主審からレッドカードを掲示されマグリーニ監督は退場となったと、地元メディア「グロッセト・スポルト」が伝えている。
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試合はグロッセトが1点をリードした後半29分に、マグリーニ監督がリカルド・クレテッラに代えて1990年代にユベントスなどで活躍した元イタリア代表FWファブリツィオ・ラバネッリ氏の息子であるマッティア・ラバネッリを投入した。
クレテッラは不満げにベンチに引き上げながらも、チームメイトたちから労をねぎらわれていた。その時にマグリーニ監督が怒りの形相で駆け寄り、クレテッラの頭を平手打ち。それを目撃した副審が主審に全容を伝え、マグリーニ監督にはレッドカードが掲示された。味方への暴力行為で退場となっている。
同メディアは、「数時間で映像が世界中に広まった」と懸念。試合後のクレテッラはチームメイトとともに勝利を喜んでいたことを伝えている。また「映像をよく見れば分かること」と前置きし、クレテッラが先に監督に対して非難の言葉を浴びせたこと、マグリーニ監督の平手打ちが当たっていなかったことも伝えている。
試合後の両者にわだかまりはないようだが、どちらもフェアプレーからはかけ離れた、非難されても仕方のない行為だった。
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