得点ランク首位も自己最低!? バルサFWメッシの「ワーストな冬」にスペイン紙が注目

毎シーズン多くの得点を決めているリオネル・メッシだが…【写真:Getty Images】
毎シーズン多くの得点を決めているリオネル・メッシだが…【写真:Getty Images】

直近4試合はシュート31本を放ちながらノーゴール

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今季リーガ・エスパニョーラで19試合14得点を決めているが、これでも過去最低クラスのパフォーマンスのようだ。スペイン紙「マルカ」は、「メッシのワーストな冬」と特集している。

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 今季のメッシは負傷により開幕から4試合を欠場したものの、第8節からは5試合連続得点を決めるなど、出遅れた分を取り戻すようにしっかりとゴールを量産した。

 しかし、チーム全体のパフォーマンスが下降気味となった影響なのか、その後にメッシもややトーンダウン。第17節以降の9試合ではわずか2得点にとどまっている。

 チームではその間にエルネスト・バルベルデ前監督が解任されてキケ・セティエン新監督が招聘されたほか、メッシもエリック・アビダルSDとの衝突問題などピッチ外でのゴタゴタで世間を賑わせた。

 そうしたなかで、メッシは直近4試合でシュートを31本も放ちながらノーゴール。そのうち、枠を捉えたシュートもわずか15本のみだ。

 記事によれば、メッシが最も得点から遠ざかっていたのは2007-08シーズンで、この時は8試合で計39本(枠内11本)続けて得点に結びつけることができなかったという。今季はそれ以来の不振を味わっている。

 さらに、メッシは今季出場しながらも無得点に終わった試合が10試合に到達。これまではシーズンを通しても9試合が最多だったが、初めて二桁に達したという。2度のハットトリックなど固め打ちは多いが、沈黙のまま終わる試合が多くなっている。

 ここまで14得点はレアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(13得点)らを抑えてリーグトップの数字だが、それでもバロンドール歴代最多6度の受賞を誇るメッシにとっては過去最低クラスのパフォーマンスとして記録に残ってしまうようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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