レバンドフスキのレアル電撃移籍が近づく? バイエルンの”皇帝”が示唆

補強禁止処分により”白い巨人”が獲得を急いでいるか

 バイエルン・ミュンヘンのフランツ・ベッケンバウアー名誉会長が、クラブのエースであるポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキのレアル・マドリード移籍を示唆するコメントを残している。昨年、5項目でギネス認定された現代最高のストライカーは“白い巨人”の一員となるのだろうか。スペイン地元紙「AS」が報じている。

 ベッケンバウアー会長は、バイエルンで背番号9を背負うエースについて「レバンドフスキはすでに、レアル・マドリードへの有力な移籍候補者として名前が挙がっている」と、放出の可能性を示唆したという。

 レバンドフスキはドルトムント時代の2012-13シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第1戦で、レアル相手に1試合4得点という離れ業を成し遂げた経験もある。さらに、昨年9月22日のヴォルフスブルク戦では途中出場からわずか9分間で5得点を挙げて、5項目でギネス認定を受けていた。銀河系軍団とも称されるレアルは、以前から驚異的な決定力を誇るポーランド人ストライカーの獲得を望んでいた。

 レアルは18歳未満の選手獲得のルール違反を犯したとして、FIFAから今後2度の(2016年夏と2017年冬)移籍市場での補強禁止処分を命じられている。そのため、残り10日あまりとなった今冬のマーケットでの大型補強の可能性が取り沙汰されている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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