韓国メディア、“日韓王者”対決の「致命的」敗戦に衝撃 退場者2人出し「未熟さ露呈」

全北現代はホームで横浜FMに敗れた【写真:Getty Images】
全北現代はホームで横浜FMに敗れた【写真:Getty Images】

Kリーグ王者の全北現代、Jリーグ王者の横浜FMにACL初戦で1-2と敗戦

 J1リーグ王者の横浜F・マリノスは12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第1節で全北現代(韓国)とアウェーで対戦し、2-1で勝利した。

 試合は前半33分に横浜FMのMF遠藤渓太が先制点を決め、同37分には全北現代DFキム・ジンスがオウンゴール。横浜FMが2-0でリードし前半を折り返した。後半23分には全北現代のMFソン・ジュノが2枚目のイエローカードで退場。同35分にFWチョ・ギュソンに1点を返されたものの、その後DFイ・ヨンが退場処分となってさらに数的優位な状況となり、横浜FMがそのまま2-1で勝利し、敵地で貴重な勝ち点3を手にした。

 この結果を受けて、韓国の総合ニュースサイト「オーマイニュース」は「昨季のKリーグとJリーグ王者の対決は大きな関心を集めていた。だが、横浜FM戦で見せた全北現代の競技力は、落第点に近かった。スコアは1-2だったが、試合内容では完全に横浜に圧倒されていた」と、総合力で全北現代が劣っていたと認めている。

 特に「全体的にスピードで負けていたし、この日、2人の退場者を出し、自分たちの感情でさえも調整できない未熟さを露呈した」とも伝えている。

 また、韓国のスポーツ紙「スポーツ東亜」も「韓日王者 全北対横浜、期待と違った王者のゲーム」と見出しを打ち、「スタートからイバラの道だ。グループHは熾烈な争いになると分かっていたが、その難しさは現実になった。全北は横浜に1-2で敗れ、最初のボタンを掛け違えた。しかもホームでの敗北は致命的で、MFソン・ジュノとDFイ・ヨンの退場処分で2戦目をフルメンバーで戦えなくなった」と、今後の試合に大きな影響を与える一戦になったと報じている。

 昨季のKリーグ王者の敗北と同時に試合内容でも圧倒されたことは、韓国メディアにとってもショックが大きかったようだ。

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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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