横浜FMの決勝弾に賛否? 韓国メディアが“疑惑判定”を指摘「誤審でゴールを奪われた」

横浜F・マリノスが勝利も韓国メディアが“疑惑判定”を指摘【写真:Getty Images】
横浜F・マリノスが勝利も韓国メディアが“疑惑判定”を指摘【写真:Getty Images】

遠藤のゴールで横浜FMが先制、追加点となるオウンゴール前のプレーが問題に

 J1王者の横浜F・マリノスは12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)開幕戦で全北現代(韓国)と対戦し、敵地で2-1と勝利した。MF遠藤渓太の突破から決勝ゴールとなるオウンゴールを誘発したが、飛び出した際のプレーについて「審判の誤審でゴールを奪われた」と“疑惑判定”を指摘している。

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 序盤からパスワークが冴える横浜FMは、前半5分にFWオナイウ阿道がMF扇原貴宏とのワンツーから抜け出して相手GKと1対1になるも好セーブに阻まれた。両軍ともゴールへ迫るなかで迎えた前半33分、右サイドのスローインからFW仲川輝人がボレーで中央にボールを送り、オナイウが相手を引き付けた背後に遠藤が飛び込んで先制ゴールを奪った。

 問題の場面が生まれたのは前半37分だ。左サイドで遠藤がオフサイドギリギリのタイミングで抜け出し、仲川へのラストパスを供給。これをカットしようとした相手DFが自陣ゴールにボールを蹴り込んでオウンゴールとなり、横浜FMは2-0とリードを広げた。この直後、全北現代側は審判団に猛抗議し、遠藤が飛び出した際のオフサイドを訴えるも、結局判定は覆らずにゴールが認められている。

 後半24分には相手MFソン・ジュノが2枚目のイエローカードを受けて退場処分。数的優位の横浜FMだったが、同35分に守備陣が対応を誤り、FWチョ・ギュソンに無人のゴールへ蹴り込まれて1点を奪われた。それでも直後に相手DFイ・ヨンが立て続けにイエローカードを受けて退場処分となり、11対9とさらに数的優位となった横浜FMが2-1で逃げ切った。

 韓国のスポーツ・芸能ニュースサイト「OSEN」は、「全北、横浜FMに1-2敗戦…2人退場」と報じ、「遠藤がクロスを冷静に仕上げた」と横浜FMの先制点について言及。その一方でオウンゴールについて、次のように描写している。

「さらに悪いことに、全北は審判の誤審でゴールを奪われた。前半37分、遠藤がオフサイドを犯したが、審判はホイッスルを吹かなかった。遠藤が突破した後、ゴール前に送られたクロスをキム・ジンスが蹴り、全北ゴールに吸い込まれた」

 記事では「誤審」と断定し、遠藤の突破がオフサイドだったと主張。結果的に2人の退場者を出す展開となった一戦は、“誤審疑惑”を巡って賛否が巻き起こりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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