ピッチ上以外のネタが話題にあがることにトゥヘル監督は不快感

　パリ・サンジェルマン（PSG）のブラジル代表FWネイマールは、2月5日に28歳の誕生日を迎える。PSGの10番は毎年、盛大なパーティーを開いているが、トーマス・トゥヘル監督は「ネイマールのパーティーは邪魔だ」と否定的な考えを示した。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

　現地時間1日に行われたリーグ・アン第22節でPSGはモンペリエに5-0の勝利を収めた。この試合中、ネイマールのパスを受けて4点目のゴールを決めたフランス代表FWキリアン・ムバッペだが、後半23分に交代を命じられると、トゥヘル監督の決断に不満を露わにしてベンチへ戻った。

　その後の記者会見で、トゥヘル監督はナント戦の2日前にあたる日曜日（2日）にネイマールが開催する予定の誕生日パーティーについて問われると、「ネイのパーティーは邪魔だ」と言い放ち、出席するかどうかは明らかにしなかったという。

　ムバッペの態度やネイマールのパーティーについて、ドイツ人監督は公に語りたくないのだと説明した。

「こういう話は、ロッカールームの中にとどめたいんだ。強く、厳しいことを言わないといけない時、私たちの間だけで話したい。キリアンの態度やネイ（ネイマール）の誕生日は邪魔なものだ。なぜなら、私たちが真剣ではないと思われるからね。私たちはプロフェッショナルではないと思われかねない。物事は白と黒だけでは決められない。人々が、白黒つけたがるのは理解できるけどね。私たちが100%集中できていないと思われるから、残念だが、あまり話したくないんだ。多くを話すことで重要なことになってしまうからね」

　リーグ・アンやUEFAチャンピオンズリーグで勝ち進んでいるPSGだが、クラブ内には様々な火種がありそうだ。トゥヘル監督は上手く舵を取り、選手たちの最高のプレーを引き出せるだろうか。

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