ブラジル名手の数字ではなく… 本田圭佑、ボタフォゴでの背番号決定の舞台裏を現地紙紹介
元ブラジル代表FWガリンシャらが背負った7番ではなく、本田の希望により「4」に決定
ブラジルの名門ボタフォゴへの移籍が1月31日に発表された元日本代表MF本田圭佑の背番号が決定したようだ。『ラジオ・ブラジル』のインタビューに応じたボタフォゴ幹部のロテンベルグ氏のコメントを、ブラジル紙「Lance!」が報じている。
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記事では33歳の本田がワールドカップに3度出場したことや左利きであること、ACミランでプレーした経歴などが紹介されるとともに、東京五輪への出場を目指していることも伝えられた。また、アジアからの複数のオファーに加え、スペイン1部リーグのクラブからも照会があったなかで、ボタフォゴを選択したと舞台裏を明かしている。
ボタフォゴが獲得に乗り出してすぐ、マーケット部門は調査を開始。交渉の際、クラブは背番号の『4番』と『7番』を提示したという。ボタフォゴの『7番』は、過去に元ブラジル代表FWガリンシャや同代表FWジャイルジーニョといった、ブラジルサッカー史に燦然と輝くレジェンドたちも付けた番号であり、クラブは伝統の番号を託したかったという。
しかし、ロテンベルグ氏は「彼は自身にとってのラッキーナンバーを選択したから、それを尊重しよう。今回、彼は背番号『4』を付けることを希望した。『7番』は、他の偉大な選手たちが付ければいい。だから、彼は『4番』だ」と、本田側が4番を選択したことを明かした。
日本代表でも長らく背負っていた『4番』を付けることになった本田が、新天地となるブラジルで、どのようなプレーを見せてくれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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