登録全23選手の起用まであと5人! 19日の五輪最終予選サウジ戦で再びスタメン大幅入れ替えへ

ターンオーバー制導入でチーム力アップを誓った手倉森監督

 カタールで開催されているAFC U-23選手権(兼リオデジャネイロ五輪アジア最終予選)で、U-23日本代表は16日にU-23タイ代表と対戦。初戦のU-23北朝鮮代表戦からスタメン6人を入れ替えた日本は4-0で勝利し、2連勝でベスト8進出を確定させた。手倉森誠監督は19日のU−23サウジアラビア戦でさらなるメンバー変更を明言。ターンオーバー制の徹底で、短期決戦を乗り切る方針を明らかにした。

 初陣となった13日の北朝鮮戦はセットプレーで先制に成功したが、チームに硬さが出て、相手の攻勢に苦しみながら1-0の勝利を飾った。そして中2日で迎えたタイ戦は、広島FW浅野琢磨ら先発6選手を入れ替えた。

「チームとしても総合力を示そうと思った。大会に上手く入っていこうと思ったので、なるべく多くの選手を変えたかった」

 こう語った指揮官だが、交代策は序盤から効果を示した。前半6分にMF豊川雄太(岡山)の左クロスにMF矢島慎也(岡山)がジャンピングボレーで合わせたが、GKのファインセーブで防がれた。同8分にはFW浅野の左足シュートがゴールポスト、同9分には豊川のヘディングがクロスバーを直撃するアンラッキーもあり、得点にはつながらなかったが、初スタメン組が試合開始直後から躍動。矢島は後半4分にゴールを奪う活躍を見せている。

 

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