登録全23選手の起用まであと5人! 19日の五輪最終予選サウジ戦で再びスタメン大幅入れ替えへ

「もっと痺れる試合が来る」

 すでにチームは準々決勝進出を決めた。再び中2日で迎える第3戦に関しても、指揮官はターンオーバー制を導入する方針を明らかにし、「多くの選手をまた3戦目に使っておきたい」と語った。

 理由は短期決戦での総力戦となるため、選手のコンディションを高めておくためだ。そして、より多くの選手がピッチを踏みしめることで、五輪という国際舞台を目指す当事者意識を持たせる狙いがある。

 これまでの2試合で出番のない選手はGK杉本、牲川、DF松原、MF三竿、井手口の5人で、次のサウジアラビア戦では彼ら5人に出番がやってくる可能性は高い。

「やっぱり我慢から得られるものがあるんだなと。厳しさとか我慢とか覚悟してれば、勝利をつかめる気配というか、そこらへんは高まっていきそうだなという気はしている。もっと痺れる試合が来るなっていうのも、そろそろ刷り込んでいかなければいけないなと」

 決勝トーナメントで待ち構える死闘を見据え、我慢のターンオーバー制でチーム力アップを狙い、リオデジャネイロ五輪出場への道を切り開くつもりだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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