ヒディンク体制4得点のコスタが負傷退場 長期離脱となればチェルシーにとって大打撃に
エバートン戦で1得点もスネを痛めて交代
チェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタが、16日のエバートン戦で相手DFとの競り合いでスネを痛め、精密検査を受けたことが明らかになった。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
3-3のドローに終わった一戦で、コスタは0-2で迎えた後半19分、反撃の狼煙を上げるゴールを決めた。しかし同35分に相手のイングランド代表DFレイトン・ベインズにチャージを仕掛けた際に故障。そのまま交代を強いられた。
フース・ヒディンク監督は「彼は病院にいる。精密検査を受けることになる。まだ結果は分からないが、重傷ではないことを祈るばかりだ。スネの怪我ですごい痛みがある。これは事実だ」と語った。
コスタは成績不振で解任されたジョゼ・モウリーニョ前監督とは、起用法を巡り、ビブスを投げつけるなどの対立が報じられたが、”スペシャル・ワン”の解任後は、出場5試合で4得点と完全に復調していた。仮に骨折の場合は長期離脱を強いられることになり、現在14位と降格の危機にある昨季王者にとっては大きな痛手となる。コロンビア代表FWラダメル・ファルカオも重度の肉離れで、今季絶望の可能性もある。
コリンチャンスのブラジル代表FWアレシャンドレ・パトの獲得で合意に達していると地元メディアは報じているが、ヒディンク監督は「現時点で(マーケットでは)何もしていない。ジエゴが健康のまま退院することを祈っている」と語るにとどめた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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