「“イエス”はすぐそこ」 本田圭佑、ボタフォゴ移籍間近と現地報道…“転機”はSNS?
ツイッター上のハッシュタグの盛り上がりからクラブが方針転換と指摘
元日本代表MF本田圭佑はオランダ1部フィテッセを退団後、無所属の状態となっている。ブラジル1部ボタフォゴからの接触があったなか、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「ハッピーエンドに近づく」として、契約締結に向けて進んでいると報じている。
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昨季限りでオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーを退団した本田は無所属の状態が続いていたが、昨年11月にかつてプレーしたオランダリーグのフィテッセに加入。リーグ戦4試合に出場した一方、シーズン途中に本田獲得に動いたレオニード・スルツキ監督が辞任し、12月22日に退団を発表していた。そのなかでボタフォゴからのオファー報道があり、24日には自身がオーナーを務める新クラブ「One Tokyo」のトライアウトで取材に応じ、実際に接触があることを認めている。
以降は続報が待たれていたが、「グローボ・エスポルチ」は「群衆のプレッシャーとお祭り騒ぎを経て、本田のメロドラマはハッピーエンドに近づいている」と見出しを打ち、現状を報道。次のように伝えた。
「ケイスケ・ホンダにまつわるメロドラマはいくつかの章を経て、ボタフォゴにとってのハッピーエンドに向かいつつある。33歳の日本人は当初、選択肢から外れていたが、人々からのポジティブなリアクションがクラブにオファーを決意させた。“イエス”の返答はすぐそこだ」
さらに、ここに至る経緯についても詳報。チーム事情的に獲得の可能性が低い状況からスタートしたものの、クラブのサポーターがSNS上でキャンペーンを展開し、「#本田さんボタフォゴに来て」というハッシュタグがツイッターのトレンドに上がったことで、クラブ側はイメージ向上と経済的なメリットの観点からオファーを決意したという。28日には本田が自身のツイッターで「交渉中だが、まだ決断していない」と記しており、その行方は依然として注目されている。
24日の時点では「できるなら欧州でプレーしたい」と希望を明かしつつ、ボタフォゴについて「素晴らしいクラブだということは知っている」と語っていた本田。オーバーエイジとしての出場希望を表明している東京五輪に向けて、サッカー王国ブラジルからアピールしていくことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)