クロップがマンU伝説の名将に抱く畏敬の念「フットボール界のジョン・レノン」
ファン・ハール氏とのエピソードを披露
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、17日に本拠地で激突するマンチェスター・ユナイテッド戦を前に、ライバルチームの元監督であるアレックス・ファーガソン氏について、「フットボール界のジョン・レノン」と称賛している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
「まず、サー・アレックスとは本当に素晴らしい瞬間をいくつか過ごした。自分は彼と比べて若い監督だったけれど、彼との会話は大きな栄誉だった。最高に近い結果を出してきた監督と、座ってゆっくり話すことができた。全てを理解するのに10分間かかったけどね」
2013年夏にリーグ優勝を置き土産に、監督業から引退したスコットランド訛りのキツイ名将との邂逅を、クロップ監督は振り返った。リーグ優勝13回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝2度を誇る名将は、クロップ監督にとってもカリスマだという。
「彼は史上最高かもしれない。フットボール界のジョン・レノンのようなもの。彼と会話をできたことは印象的だった。私の方からは大きなリスペクトしかない。彼の功績を他の監督が再現するのは、あまりにも簡単ではない。だから、偉大だと思うんだ」
記者会見では、フットボール史にその名を刻んだ名将に対する称賛の言葉を並べていた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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