ジダン新監督がレアルの背番号10の素行不良を問題視!? 「写真ですら見たくない」

イスコとの定位置争いで遅れをとる

 そして中盤は、ボランチの位置にクロアチア代表MFルカ・モドリッチとドイツ代表MFトニ・クロースを固定。そして、トップ下の位置にはスペイン代表FWイスコかハメスが候補となるが、ジダン監督の初陣となった1月9日のデポルティボ・ラ・コルーニャとの試合ではイスコを抜擢。5-0の大勝を収めている。ハメスは大勢の決まった後、途中出場で出番を迎えた。

 ジダン監督は全ての選手にチャンスを与えたいと考えているが、記事によると、ハメスは不満分子のようだ。「ハメスは完全に不調で、体重オーバー。集中力も欠如しており、意欲も欠けている」と指摘されているが、対照的にイスコは練習態度などでジダン監督は満足しているという。

 サポーターからの支持が高かったハメスだが、先日、新年早々に時速200キロ以上の危険運転でバルデベバスの練習場までパトカーとカーチェイスを繰り広げるスキャンダルを起こしている。コンディションの問題はベニテス政権下でも問題になっており、彼が外されていたのは私生活に原因があるとされている。

 名門レアル・マドリードの10番を背負う甘いマスクのエースには一時放出の噂もあったが、レアルはFIFAから18歳未満の外国人選手獲得の規定違反によって、来季の補強禁止処分を受けたばかり。ハメスはこの窮地を凌ぎ、再びピッチで輝きを放つことができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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