アギーレ前監督が米メディアに激白 日本人選手には「競争力が足りない」

日本代表監督時代は「私のキャリアで最高の瞬間だった」

 日本代表前監督で、現在UAEのアル・ワハダを指揮するハビエル・アギーレ氏が日本サッカー界の課題と弱点克服について提言している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」で語ったもの。

 メキシコ人指揮官は、2014年ブラジル・ワールドカップで日本代表がグループリーグで敗退した後、アルベルト・ザッケローニ元監督の後任として就任した。在任中にスペイン1部レアル・サラゴサ時代の八百長疑惑によってスペイン司法当局から告発され、2015年1月のアジアカップ準々決勝でUAEに敗れたことがきっかけとなり、2月に解任された。

 その後は中国リーグ、ギリシャリーグ、米MLSのクラブからオファーを受けたが、最終的にUAEのアル・ワハダの指揮を選択。就任までの経緯を説明したアギーレ監督は、日本代表監督として過ごした日々を前向きにこう振り返っている。

「エクセレント(最高)、エク・セ・レント! すべての瞬間を楽しんだ。19ヵ月の間(実際に指揮したのは約6ヵ月間)、指令系統、規律、すべてが時間通りに動いた。他人への敬意もあった。私のキャリアで最高の瞬間だった」

 日本代表監督就任直後に日本サッカーにおいて、「狡猾さ」の欠如を指摘していたアギーレ氏は、在任中にプレー強度を高めることを要求した。その理由をこう明かしている。

 

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