日本人MFが史上初のMLSドラフト1位指名! 昨季リーグMVPを擁するトロントFCに加入

メリーランド大学の遠藤が快挙 イタリア代表FWジョビンコらと競演へ

 アメリカ、メジャーリーグサッカー(MLS)のスーパードラフトが14日に行われ、メリーランド大学在学中のMF遠藤翼がトロントFCから1位指名を受けた。MLSドラフトで日本人選手が指名を受けるのは史上初めてのこと。

 ドラフトで自身の名前が読み上げられると、遠藤は笑顔を見せ、母親と抱き合った。12歳からJFAアカデミー福島に加入した遠藤は2010年に米国でのキャンプを経験。東日本大震災でアカデミーが移転を余儀なくされた後、12年から米メリーランド大学への留学を選択した。

 攻撃的MFとして背番号10を背負う遠藤は、1年次から20試合に出場。2年次からはレギュラーに定着し、4年間で計85試合に出場し、12ゴール16アシストを記録した。ドラフト前に候補選手の最終チェックを行う「2016MLSコンバイン」ではMVPも獲得するなど、今ドラフト注目選手の1人だった。

 指名を受けたトロントFCには昨季MLS最優秀選手、得点王、アシスト王など個人賞を総なめにしたイタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコ、アメリカ代表FWジョジー・アルティドールら実力者が所属している。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング