香川が久保に「学ぶべきことがあると教えた」 日本の“新旧エース対決”に海外注目
国王杯で香川と久保の“日本人対決”が実現 サラゴサがマジョルカを3-1で撃破
スペイン国王杯3回戦は現地時間21日、リーガ・エスパニョーラ2部サラゴサと同1部マジョルカの一戦が行われ、サラゴサMF香川真司、マジョルカMF久保建英の“日本人対決”が実現した。3-1でホームのサラゴサが勝利したなか、海外メディアは「香川が久保に、まだ学ぶべきことがあると教えた」と見出しを打って脚光を当てている。
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香川、久保ともに先発に名を連ねた一戦は、ホームのサラゴサが優勢にゲームを進める。前半23分には、ゴールから約20メートルの位置で得たFKで香川がキッカーを務めると、右足から放たれた強烈な一撃はクロスバーを直撃し、惜しくもゴールとはならなかった。
その後もサラゴサが押し気味にゲームを進めると、後半3分、ペナルティーエリア内でボールを受けた香川は、フリーで構えていたMFアレックス・ブランコに横パスを送り、先制点を演出。さらにサラゴサは同9分、30分にも加点すると、マジョルカの反撃を同40分の1失点に抑えて3-1と勝利した。
海外メディア「Be Soccer」スペイン語版は、「香川が久保に、まだ学ぶべきことがあると教えた」と見出しを打ち、「試合の注目点は香川と久保の直接対決だった。元ドルトムントでマンチェスター・ユナイテッドの男は、レアルの壮大な未来と顔を合わせた」と、日本のエース同士の対面にスポットライトを当てている。
「香川は年功序列の優劣を形にした。彼はマジョルカの若者を凌駕するクオリティーを輝かせ、同胞よりも優れていることを示した」と、今回の新旧エース対決で香川に軍配が上がったことを強調していた。12歳差とひと回り年齢が異なる両者だが、久保にとっては香川から多くのことを学ぶ機会になったのかもしれない。