ミランの場当たり的な強化は継続!? 昨年加入の”9番”と”救世主”は放出合意、決別の”至宝”は電撃復帰か

エルシャラウィは急転ミラン復帰に?

 ローマ戦の後に現地メディアで「48時間以内に合意の可能性がある」と報じられたエルシャラウィだが、実際のところはまだどのクラブとも合意に至っていないという。そして、ミランでのプレーを選択する可能性についても、ガリアーニCEOは言及している。エジプトの王にちなんだ“ファラオーネ”の愛称を持つスピードスターについては、ミラン復帰を真剣に検討している状況にあると話した。

 アドリアーノは今季開幕前に補強の目玉として獲得していた。チェルチも昨年1月に救世主として迎え入れたばかり。名門凋落を招いた、近年の場当たり的なチーム強化方針は健在の様相を呈しているが、果たして、ミラン攻撃陣の移籍ラッシュはどのような形で収まるのか。そして、イタリアが誇る若きスピードスターは、本田とポジション争いをすることになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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