バルサが”愛弟子”復帰に失敗? アーセナルが23億円でセルタFWを獲得か
スペイン代表ノリートを巡る争奪戦 古巣バルサは補強資金が不足か
プレミア首位のアーセナルがバルセロナとの争奪戦を制し、セルタのスペイン代表FWノリートを獲得する可能性が高まっている。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
今季8得点を決めているノリートは、2008年に当時ルイス・エンリケ監督の指揮するバルセロナB、2013年にもエンリケ監督の指揮したセルタに移籍した経緯がある愛弟子。28歳でスペイン代表に選出された遅咲きのストライカーは、1月の移籍市場で14ヵ月間の補強禁止処分の解けたバルサが獲得を狙っていた。
記事によると、バルセロナはノリート獲得に動いているが、補強資金に制限があるという。一方、アーセナルとイタリアのクラブが1800万ユーロ(23億4000万円)の移籍金を支払う用意があるという。そして、移籍金は2000万ユーロ(26億円)に高騰する可能性があるため、バルサは補強で苦境に直面しているという。
昨季三冠を達成したバルサは、UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント初戦でアーセナルと対戦予定だが、最強軍団は前哨戦で不覚を取るかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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