C・ロナウド、5000万円時計から一転…2万円のオーディオ使用に反響 「心が温まる」
「史上最も高価なロレックス」で話題を呼んだロナウドが約2万円のiPod shuffleを使用
イタリア王者ユベントスは、現地時間6日に行われた本拠地でのセリエA第18節カリアリ戦で4-0の快勝を飾った。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが移籍後初のリーグ戦ハットトリックを決めたなか、ゴールとともに注目を集めているのがロナウドの身に着けていた「iPod」だ。昨年12月に話題を呼んだ5000万円の高級腕時計から一転、約2万円の商品を使っていたことに「心が温まる」との声が上がっている。
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ロナウドはカリアリ戦で左ウイングとして先発出場。後半4分に先制ゴールを挙げると、同22分にPK、同37分にはブラジル代表FWドウグラス・コスタのアシストから3点目を決め、ユベントス移籍後では初となるリーグ戦ハットトリックを達成した。
3得点1アシストと全得点に絡む文句なしの活躍を見せたロナウドだが、プレーとともに注目を集めているのが試合前のワンシーンだ。チームバスから降り、本拠地アリアンツ・スタジアムに入る際、ユベントスのスーツで決めたロナウドはiPod shuffleで音楽を聴いていた。
2019年12月29日にドバイで開催された表彰式で、30カラットのホワイトダイヤモンドがちりばめられた推定価格48万5350ドル(約5300万円)の高級腕時計を身に着け、「史上最も高価なロレックス」と報じられていたなか、一転して一般市民も愛用するiPodを使っていたことに英メディアがすぐに反応した。
英紙「ザ・サン」は「クリスティアーノ・ロナウド、レトロなiPod shuffleを使用」と見出しを打ち、iPodが2017年に生産終了となり、現在はアマゾンで149ポンド(約2万1000円)から購入できることなどを紹介。ツイッター上では「ロナウドが2020年にiPod shuffleを所有し、使っていたことで心が温まる」などと親近感を抱くファンが急増しているという。また、英紙「デイリー・スター」も「ロナウドが持っていた青いiPodは約2000曲を保存できる第4世代のように見えた。ロナウドは自分で曲をダウンロードする必要があった」と伝えていた。
年収71億円とも言われる一方で、生産終了になった約2万円の商品を大事に使っているという“ほっこりエピソード”が海外を駆け巡っている。