U-18日本代表FW晴山が“エースの貫禄” 「毎日100本」練習のヘディング弾と華麗アシスト

ヘディングの練習も欠かさない【写真:河合拓】
ヘディングの練習も欠かさない【写真:河合拓】

「チームが勝つことを優先していきたい」

 自身のアシストについて「自分たちは1タッチでのプレーを増やそうとしていますが、(谷内田)哲平が走ってきたところに出せば、絶対に決めてくれるだろうと思っていました。良い形で1タッチで、イメージ通りに落とせました」と振り返り、ゴールについても、「ヘディングであまり点が取れていないと自分で分析して、ヘディングの練習は毎日100本くらいやっていました。練習してきたので、全国大会で点が取れて良かったと思います」と喜んだ。

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 試合中、晴山は頻繁に笑顔を見せ、良い連係プレーが出た際にはチームメートたちとタッチをかわすなど、雰囲気作りでも貢献していた。「自分が笑顔を作れば、みんなも力が抜けると思う。声をかければ、緊張もなくなるかなと思いました。去年、自分は出場しているので、そういう経験値を生かせたらいいなと思っていたので、笑顔でプレーできました。これは継続して明日からもやっていきたい」と、チームを引っ張っていく自覚も言葉にした。

 3回戦ではU-18日本代表のチームメートであるDF田平起也を擁する神戸弘陵学園と対戦する。「一緒に代表でやっている選手なので、そこに対して自分がどれだけやれるかがカギだと思う。あとは起点になるだけじゃなく、今日のように自分が囮になって、哲平や田中が点を取れればいいと思うので、チームが勝つことを優先していきたいと思います」と必勝を誓った。

 自身の成長をしっかりと感じ取れた80分を終え、「良いスタートが切れた」と話す晴山の、3回戦以降の活躍にも期待がかかる。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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