チェルシーの救世主はドログバコーチ 現役を引退してヒディング新体制へ入閣か

新指揮官も熱望

 元コートジボワール代表FWでMLSモントリオール・インパクトFWディディエ・ドログバが現役を引退し、不振のチェルシーのコーチングスタッフ入りを発表すると、フランス紙「レキップ」が報じた。

 チェルシーで数々のタイトルを手にしてきたドログバは昨季終了時、リーグ戦とリーグカップの二冠を置き土産にMSLに移籍した。ジョゼ・モウリーニョ前監督が成績不振で解任され、フース・ヒディング新監督の就任が決まった。新指揮官は、ロマン・アブラモビッチ会長とスタンドで試合を視察。ヒディング監督は、英雄ドログバのコーチングスタッフ入りを熱望していた 。

 最新のリポートでは、ドログバは2月16日の欧州チャンピオンズリーグ16強初戦のパリ・サンジェルマン戦でベンチ入りできるように、現役引退を発表すると報じられている。現在チェルシーはモントリオール側へ契約期間を残したドログバ引退に伴う賠償金などの交渉に入っているという。

 ドログバも自身のツイッターで「メッセージをありがとう。まだ自分の引退を発表していない。まだモントリオール・インパクトと将来について話し合っている状況だ」と現状を説明している。

 昨季王者は、今季14位に低迷する中、モウリーニョ監督と選手の不仲もたびたび伝えらてきた。救世主ドログバ“コーチ”は、スタンフォードブリッジにやってくるのだろうか。

【了】

サッカーマ ガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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