チェルシーがペップ獲得に向けてメガオファーを準備 マンCの年俸32億円超えか!?

過熱する名将争奪レース

 チェルシーが来季の新監督してバイエルン・ミュンヘンのペップことジョゼップ・グアルディオラ監督招聘(しょうへい)に向けて積極的に動き始めている。同じくペップの新監督就任を臨むマンチェスター・シティを超えるメガオファーを準備しているという。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。

 グアルディオラ監督は今季限りで契約満了となり、退任することが決定済み。後任もカルロ・アンチェロッティ氏が内定している。先日「プレミアリーグで監督をしたい」という自身の希望を明かしていたスペインの名将に対しては、 すでにシティが年俸1800万ポンド(約32億円)という監督としては史上最高額の年俸を用意していると伝えられている。

 ドイツ地元記者、ウリ・コーラー氏も「来年マンチェスター・シティに加わるのは、100パーセント確実なこと」と証言するなど、マンチェスター行きは間違いないと見られている。その中で、12月に成績不振でジョゼ・モウリーニョ前監督を解任したチェルシーは、来季のペップ招聘を諦めていない。リポートによれば、チェルシーはグアルディオラ本人に、シティを超えるオファーを準備していると告げたという。

 チェルシーは20節を終えてリーグ14位と不振にあえいでいる。今季末まではフース・ヒディンク監督がチームを率いるが、チームの再建へ向けては莫大な予算を投じて改 革を行う準備があるという。バルセロナとバイエルンで多くのタイトルを獲得してきた44歳のグアルディオラ監督こそが、チェルシーの理想の存在となっているようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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