サッカー界から2人選出! 英発表「過去10年で最も重要なアスリート20人」ランキング

サッカー界でランクインしたバルセロナFWメッシ(左)とユベントスFWのC・ロナウド【写真:Getty Images】
サッカー界でランクインしたバルセロナFWメッシ(左)とユベントスFWのC・ロナウド【写真:Getty Images】

サッカー界からメッシとロナウドが選出、栄えある1位は女子テニス界の大スター

 2019年も最終日を迎え、2010年代も終わりを告げる。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、この10年間で最も重要なアスリート20人を選出し、サッカー界ではユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが3位で最上位の評価だった。

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 女子テニス界のスターであるセレナ・ウィリアムズ(米国)が1位、F1の世界王者ルイス・ハミルトン(英国)が2位というランキングで、“表彰台”に滑り込んだのはロナウドだった。

 記事ではロナウドを「ビッグゲーム・プレーヤー」と評価し、大舞台での活躍が目立つことを強調。レアル・マドリード所属の2012年から6年連続でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の得点王を獲得したことも、偉大な成績だと表現した。また、18年のCLでは現所属のユベントスを相手に決めたバイシクルシュートが「CLの歴史の中でも最も輝かしいゴールの一つ」と称されている。

 また、クラブチームでの活躍に加えて16年には欧州選手権でポルトガル代表を初優勝に導いたことも、ここ10年の中では輝かしい足跡だと評価された。

 そして、ロナウドとサッカー界の両巨頭であるバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、4位の評価だった。メッシに関しては「このような驚くほど高いレベルで一貫してプレーしていると評価できる選手は、サッカーはおろか他のスポーツにもいない」と、常にハイパフォーマンスを維持する性質が高く評価されている。そして「メッシは素晴らしいゴールの得点者ではなく、ゴールの提供者でもある。過去10年間に、彼が自分で獲得した521ゴールに加えて、191アシストがあった」と続けている。

 一方で、代表チームでのタイトルという点でロナウドに劣ることを指摘したものの、「アルゼンチン代表はこの10年で6人の監督。それはロナウドと比べて不利なこと」として、代表チームを取り巻く環境に差があることも記していた。

 サッカー界で他の選手は、16位に女子ブラジル代表MFマルタがランクインしたのみだった。バスケットボールNBAのスターであるレブロン・ジェームズや、アメリカンフットボールNFLの名クォーターバックのトム・ブレイディらが名を連ねる豪華なランキングにおいて、ロナウドとメッシはサッカー界でも別格の存在感であることを立証している。

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