ミランMF、“股抜き→ループシュート”の美技披露 古巣ファンは“復帰”懇願「帰ってきて」
ミランMFパケタ、ジーコ氏主催のチャリティーマッチでゴラッソ
南米の“クラブナンバーワン”を決めるコパ・リベルタドーレスで、今季優勝を飾ったのがブラジルの名門フラメンゴだ。同クラブOBのジーコ氏が主催したチャリティーマッチでミランのブラジル代表MFルーカス・パケタが決めたゴールが「天才だ」と反響を呼んでいる。
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今季のコパ・リベルタドーレスでは、決勝でアルゼンチンのリーベル・プレートを破って見事優勝を果たしたフラメンゴ。先日開催されたクラブワールドカップ(W杯)にも出場し、惜しくも決勝でリバプールに敗れたものの、準優勝となっている。
そのフラメンゴのOBとして名高いのが、Jリーグ創成期に鹿島アントラーズで活躍し、現在は鹿島のテクニカルディレクターを務めるジーコ氏だ。同氏は毎年、フラメンゴのチャリティーマッチを主催しており、今年の一戦はコパ・リベルタドーレス優勝を祝うものとして盛り上がりを見せたという。
そのなかで話題となっているのが、今年の1月にフラメンゴからミランに移籍したパケタの“ゴラッソ”だ。ペナルティーエリア内でボールを受けると、華麗な股抜きでDFをかわし、最後は飛び出したGKをあざ笑うかのようなループシュートでフィニッシュ。あくまでチャリティーマッチとはいえ、傑出した技術を見せつけた。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」公式ツイッターは、「パケタが恋しいかい?」と綴ってゴール動画を公開。古巣フラメンゴのファンから「天才だ」「フラメンゴに帰ってきて」「ただただ戻ってきてほしい」「ミランでの姿を見るのは悲しい」と反響が集まる一方、苦しい時期を過ごしているミランのファンからは「引退した選手をかわしてもね」「ミランでは見たことない」と辛辣な言葉も寄せられていた。
ミランでは今季13試合出場無得点と結果を出せていないが、古巣ファンからの愛は変わっていない。声援を力に、22歳のパケタはシーズン後半戦で飛躍を果たすことができるだろうか。