元ブラジル代表FWフッキ、離婚問題で法廷闘争へ 慰謝料30億円超の可能性を伊紙指摘

離婚問題に揺れているFWフッキ【写真:Getty Images】
離婚問題に揺れているFWフッキ【写真:Getty Images】

元妻の姪っ子にあたる女性に心を奪われて離婚 示談交渉を行うも法廷闘争へ…

 中国スーパーリーグの上海上港に所属する元ブラジル代表FWフッキが、離婚問題で揺れている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、その問題が法廷闘争にもつれ込んで巨額の慰謝料を支払うことになる可能性を報じている。

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 フッキは18歳で来日し、Jリーグの川崎フロンターレや北海道コンサドーレ札幌、東京ヴェルディでプレーし、その後にポルトガルの名門ポルトに渡った。そして、ロシアのゼニトを経て上海入り。パワフルなドリブルと強烈な左足シュートを放つストライカーは、今では毎年のようにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で日本勢の前に立ちはだかっている。

 フッキは12年前に結婚した8歳年上のイラン・アンジェロさんとの間に3人の子供を設け、幸せな結婚生活を送っていたかに見えた。しかし、フッキは若い自分より2歳下の女性に心を奪われて今年8月に離婚。しかも、その相手が元妻の姪っ子にあたるカミラ・アンジェロさんなのだという。

 フッキはこの関係をオープンにしており、イランさんには慰謝料として1億レアル(約27億円)に加えて所有する不動産の半分にあたる40件の権利を提案。フッキはあくまでも「平和的な解決」を望んで示談交渉を弁護士を通じて行ったとしているが、家族の裏切りという事態に憤慨したイランさんは、この示談を飲まずに法廷闘争への道を選んだようだ。

 現在、フッキは上海と年俸2000万ユーロ(約24億円)で契約していると言われるが、その1年分を超える金額と不動産の権利という、日本円では30億円以上の提案を蹴られてしまった。法廷闘争の行方次第では、巨額の慰謝料を支払う事態に陥るかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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