インザーギ監督がギネス杯参加クラブ唯一の3戦全敗にも強気 「選手の奮起を感じることができた」

「敗北にふさわしい試合ではなかっただけに残念な結末だ。だが、(ギネス杯2連敗後の)今日は選手の奮起を感じることができた。大きなリアクションがあった。我がチームのゴールキーパーのセーブシーンを見ることはほとんどなかったが、相手のゴールキーパーの仕事を増やすことができた。後半開始から30分間のプレーにはクオリティがあった。2失点目が過酷だった」

 現役時代に敗北を忌み嫌うどん欲なストライカーとしてその名を知らしめた新監督は、ギネス杯3戦全敗となったリバプール戦でも必死に見いだそうとしていた。だが、今やセリエAよりも格段にレベルの高いプレミアの強豪相手に、昨年のリーグ8位のミランは圧倒される場面が多かった。リーグの開幕時期に2週間の差があり、フィジカル面の完成度にも違いはあるだろうが、名門ミランにかつて世界一となった姿は見る影もなくなっている。

 ギネス杯参加クラブで唯一の3戦全敗。わずか1得点で大量10失点はいずれもワースト。後半20分から途中出場のMF本田圭佑もボールロストを繰り返した。同33分にFWニアンにループ気味のパスを供給したが、ゴールは生まれなかった。

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