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日本人ファンと「全面戦争」 赤い悪魔の“韓国少女ファン”に母国脚光「競争的な雰囲気」
日本は韓国に0-1敗戦 日韓のファン同士の“対決”に母国メディア注目
日本代表は現地時間18日、韓国・釜山で開催されているE-1選手権の最終戦で韓国代表と対戦し、0-1で敗れた。3大会連続5度目の優勝という快挙を成し遂げた韓国だが、母国メディアはスタジアムに駆け付けた、赤い悪魔のカチューシャを身につける“韓国人少女ファン”に脚光を当て、「ウルトラス・ニッポンと全面戦争」と見出しを打って取り上げている。
日本は初戦の中国戦に2-1、第2戦の香港戦に5-0で勝利。韓国も連勝で直接対決を迎えたが、得失点差の関係で、日本は引き分け以上で優勝が決定する条件となっていた。しかし、ホスト国の猛攻から前半28分にMFファン・インボムが強烈なミドル弾を叩き込まれる。対する日本は最後まで韓国の牙城を崩し切れずに無得点に終わった。
3大会連続5度目の優勝という快挙を成し遂げたが、韓国紙「デイリアン・ニュース」は「釜山アジアド主競技場を占領した少女ファンがウルトラス・ニッポンと全面戦争」と見出しを打って報道。2万9252人の観客動員数を誇った日韓戦において、若い女性の韓国人ファンが際立った存在感を放っていたことに注目を寄せている。
“ウルトラス・ニッポン”とは、日本代表のサポーター集団の呼称であり、毎試合にわたりゴール裏を青く染めてピッチに立つイレブンに声援を送っているが、記事では「ウルトラス・ニッポンの前方の応援席では韓国の少女ファンたちが団結しており、競争的な雰囲気が生み出されていた」と取り上げている。
「ウルトラス・ニッポンが『日本!』とチャントを送ると、声の高い少女ファンたちも負けずに『必勝韓国!』『大韓民国』と叫んで対抗した。赤い悪魔のカチューシャを着けた少女たちは、背後で応援を送るウルトラス・ニッポンがいるにもかかわらず、太極旗を振って声を高めた」
集客数自体は「残念なことに日韓戦にもかかわらず、競技場は半分近くが空席で物足りなさを感じた」と指摘するも、「少女ファンたちの情熱だけは冬の寒さを緩和するに十分なものだった」と、優勝を掴み取ったホスト国の背中を押す貴重な存在だったことを強調していた。