元バルサMFサンペールの「クラシコ展望」 レアル警戒も…古巣の“中盤トライアングル”に注目

クラシコについて語る神戸MFサンペール【写真:安田健示】
クラシコについて語る神戸MFサンペール【写真:安田健示】

「ゴールチャンスの多い、見ていて楽しい展開になってほしい」

 さらに今回の“エル・クラシコ”に向けて、「キーマン」となる選手について尋ねた。

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「どの選手がプレーしても素晴らしい。当然、(リオネル・)メッシがクオリティーという意味でも非常に高いものを持っているので、彼がその試合に出れば決定的な仕事をする選手として、活躍する可能性は十分あると思います。ただ、具体的にこの選手というのは、1試合1試合が違うものなので簡単ではない」

 互いに16試合を消化した時点で、バルセロナとレアル・マドリードが勝ち点35で並び、得失点差「2」でバルセロナが首位に立つ。得点ランキングも12ゴールで、リオネル・メッシ(バルセロナ)とカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)が首位に並んでいる。

 サンペールは「ゴールチャンスの多い、見ていて楽しい展開になってほしいと思う。スタジアム(カンプ・ノウ)に行くファンたちは、バルサの勝利を願っていると思いますので、そういった人たち、すべての人たちが楽しめる試合になればいい」とし、長い歴史を育んできた“エル・クラシコ”が新たな興奮と感動を届けてくれることに期待していた。

 バルセロナとレアルによるリーガ・エスパニョーラ第10節は、当初は10月26日に開催予定だったが、政情不安により異例の延期。ミッドウィークとなる日本時間12月19日の午前4時キックオフ予定となっている。

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(小野慶太 / Keita Ono)



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