移籍後初2ゴールのバルサB安部、1トップへの順応に自信 「楽しめています」

スペイン語の上達についても「質問もなんとなくは分かる」

 2節前には首位のカステジョンと対戦(2-1)したが、その時はほとんどボールを受けられずに1点ビハインドのなかで途中交代を命じられた。その後、チームは逆転勝利したが、安部にとってはストレスが溜まった試合になったかと思われた。だが、安部は「センターFWはそういうものです」と、気に留めていない様子だ。

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「たくさんボールが入るところではないし、むしろ押し込んでいる時は、ボールを受けられないこともあるので。そういうところにストレスは溜まらないんです。『寄こせ!』ということも必要なのかもしれませんが、そこはストレスを溜めずにプレーできているので、ボールが来た時に仕事をしようという感じです」と、自身のセンターFW像が確立できているようだ。

 そして現地メディアから「チームに馴染んでいるように思うが?」と質問を受けると、周囲への感謝を口にした。「ホームはすごくやりやすいですし、サポーターの力もかなりもらっています。早く首位に行けるように、コツコツとやっていきたい。負けないことは大事ですが、僕らは引き分けも多いので、最後に勝ち切る力があれば、より良くなると思います」

 バルサBに貴重な得点力をもたらしている安部は、スペイン語も上達しつつあるようだ。「楽しく勉強できています。この町が好きですし、無事に覚えられればいいなと思います。答えるのは少し困難ですが、今の質問もなんとなくは分かっていますし、いずれは日本語なしでこういうのもできればいいなと思います」と、笑顔を見せた。

 移籍決定から5カ月。公私にわたってバルセロナに馴染みつつある安部のさらなる活躍が期待される。

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