急逝した元チェコ代表GK ニューカッスル時代の同僚や後輩が哀悼の意

プレミアで活躍した名GKスルニチェク氏が47歳の若さで他界

 元チェコ代表でニューカッスルなどで活躍したGKパベル・スルニチェク氏が、29日に急性心不全で死去した。47歳だった。英国営放送「BBC」など各メディアが一斉に報じている。

 スルニチェク氏は20日、母国チェコのオストラバの自宅付近をジョギング中に心臓発作に襲われた。代理人のスティーブ・ライス氏によると、脳に深刻な損傷が見受けられ、家族は生命維持装置を外すことを決意したという。

 木こりの息子として育った守護神は1991年にニューカッスルに移籍。190試合出場を果たした。現在はスパルタ・プラハのGKコーチを務めていた。ニューカッスル時代のチームメイトだった元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、ツイッターで「パベル・スルニチェクという友人と元チームメイトを失うのはあまりに悲しい。苦しい時期を過ごす遺族にお悔やみ申し上げます」とメッセージ。

 アーセナルのチェコ代表GKペトル・チェフもツイッターで、「パベル、安らかに。遺族にお悔やみ申し上げます」、レスターのデンマーク代表GKキャスパー・シュマイケルも「パベル・スルニチェク、安らかに。本当に悲しいニュース」と投稿している。

 かつての名手の急逝に、プレミアリーグもショックを受けている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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