マンUで短命政権だったモイーズ 「もっと時間を与えるべき」とファン・ハールを擁護

番組内では思わず本音も…

 就任から2年連続で大型補強を敢行し、計460億円もの投資をしてきたユナイテッド。モイーズ氏はそのようにして連れてきた新戦力の選手も含め、イングランドのサッカーへ適応させるためには時間をかける必要があると強調した。

 モイーズ氏の主張は、自身がユナイテッドを率いた経験があるからこそだ。「クラブとはいつでも監督に気を配ってくれるものだと認識していた」と言う同氏だが、”赤い悪魔”での1年足らずの生活は、理想と異なる現実が待っていた。「私はアレックス・ファーガソンの下でプレミアリーグを制覇した素晴らしいチームを擁していた。しかし、それでも変化のためには時間が必要だった。10ヵ月ではそれは成し遂げられなかった」と、クラブからの十分なサポートがなかったと本音を漏らしていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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