ミラン本田疲労蓄積でトレーナーストップ 公開練習を回避

 ミランは、27日に1-5で惨敗した大会2戦目のマンチェスター・シティ戦が行われたハインツフィールドでトレーニングを続け、この日は二部練習となった。ギネス杯で2連敗中のフィリッポ•インザーギ監督は午前中、戦術練習に加え、ハードなフィジカルトレーニングをチームに課した。非公開練習ではコロンビア代表DFクリスティアン•サパタも部分合流し、本田もメニューをすべてこなしたという。

 一般客にもオープンになった午後の練習で、ハインツフィールドには約500人のファンが駆けつける中、本田の姿は練習場になかった。背番号「10」不在のチームは、ウォーミングアップ、ボール回し、ハンドボールと順調にメニューを消化し、最後はグラウンド半面を使った11対11のミニゲームも行われた。その主力組にはイタリア代表FWマリオ•バロテッリ、ステファン•エルシャラウィらが顔を並べていた。

 ミランの広報担当は「本田は22日に合流して、コンディションを上げるためにハードなトレーニングを積んできた。トレーナーが本田を休ませたい、と言ってきたのでこういう形になった」と説明し、負傷でないことを強調した。

 本田は3トップの右ウイングで先発したマンチェスター・C戦で前半運動量豊富に中央へと進出するなど活発な動きを見せた。だが、後半はガス欠。見せ場のないまま、後半39分に途中交代した。

「いやー、きつかった。プレーにキレがある? 前半ぐらいまではね、まあ結構動けるかなと思いましたけど、後半一気に足が止まって……。まあこれからですね」

 本田は試合後、そう自らのスタミナ切れを告白していた。同じく22日からチーム練習に合流したバロテッリは、この日も2部練習をこなし、2時間の午後練習後にはピッチに横一列に並んだサポーター一人ひとりにサインをし、最後にはトレーニングシャツもプレゼントするなど元気な様子を見せていた。しかし、その姿とは対照的に、トレーナーがストップをかけるほど本田は疲労蓄積の様子だ。広報によると、宿舎のジムで調整と、マッサージに終わったという。

 ギネス杯2試合では昨年と同じ右のアタッカーで出番を迎えたが、チャンスを演出することができていない。8月3日(現地時間2日)のギネス杯3戦目のリバプール戦までに体調は上がるのか。そもそも出番はあるのか。定位置奪取に向け、何とかトップコンディションに仕上げたいところだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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