ファン・ハール流を支持するマンU守備陣の要 「僕らは未来のために戦う」

失点数はリーグ2位タイ スモーリングが明かす指揮官への信頼

 マンチェスター・ユナイテッドのDFクリス・スモーリングが、1961年10月以来54年ぶりとなる公式戦4連敗を喫し、8試合勝利から見放されている危機的状況からの脱却を誓った。「未来のために戦う」と力強く宣言し、解任も噂されるルイス・ファン・ハール監督への信頼も明かしている。英国営放送「BBC」が報じた。

 プレミア首位に立っていた時期もあるユナイテッドだが、このところの不調が響いて19節終了時点では首位アーセナルと勝ち点差9の6位まで後退。ファン・ハール監督の解任報道も過熱する中、守備の要としてチームを支えるスモーリングも危機感を募らせている。それでも、監督、チームが一体となっての巻き返しを誓った。

「僕らは未来のために戦う。監督のためにプレーしないと言うことは馬鹿げている」

 今季のユナイテッドはリーグ2位タイの失点数(16)で守備面では好成績を残している一方、リーグ戦だけで5試合のスコアレスドローと得点力不足にあえぎ、ファン・ハール監督のフットボールは魅力がないと批判を集めている。リーグ最多得点のレスターとマンチェスター・シティが37得点を挙げているのに対し、ユナイテッドはわずか22得点とその差は歴然だ。

 

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