ユベントスの“宝石”、相手DFを瞬殺 華麗な“バックヒール股抜き”に反響「魔法」「神」

ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】

CLアトレチコ戦で見せた美技にCL公式が注目、瞬間的なタッチでDFエルモソを無力化

 ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、現地時間11月26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節アトレチコ・マドリード戦で決勝点を奪い、1-0の勝利と首位通過に貢献した。ほぼ角度のない位置から決めた華麗な決勝FK弾が称賛を浴びるなか、CL公式インスタグラムはその試合中に見せた美技に注目している。

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 イタリア名門の“10番”を背負う26歳レフティーが好調だ。今季ここまでセリエAで12試合4得点、CLでは5試合3得点をマーク。グループ首位通過を決めたCLアトレチコ戦では0-0で迎えた前半アディショナルタイム、敵陣右サイドのゴールライン際でFKを獲得すると、キッカーを務めたディバラは左足を一閃。ゴール前へのクロスが予想される角度から放った一撃は、鋭く曲がりながら壁に入った相手選手の肩口を抜け、名手GKヤン・オブラクの頭上を破ってファーサイドのゴールネットを揺らした。この度肝を抜くゴールは、スペイン紙「マルカ」が「ワンダフルなFK」と称えるなど大きな反響を呼んだが、ディバラはこの試合の異なるシーンでも美技を見せていたようだ。

 CL公式インスタグラムが投稿したのは、ディバラが左サイドに流れたボールを追う場面。背後にアトレチコのスペイン代表DFマリオ・エルモソが迫るなか、ユベントスの10番は飛び跳ねるように軽くジャンプすると、次の瞬間、左足のヒールでボールをコントロールし、エルモソの股を綺麗に抜いた。

 この“瞬殺技”の公開を受け、コメント欄にはファンから「魔法」「神」「とてつもない」「天才」「アメージング」「止められない」「クラック!!!」など称賛の声が殺到。圧倒的な才能を持ちながらクラブではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、アルゼンチン代表ではFWリオネル・メッシ(バルセロナ)という二大スーパースターの陰に隠れがちなディバラだが、ユベントスの1995-96シーズン以来となる悲願のCL制覇に向けて、“宝石”と称されるレフティーが不可欠な存在であるのは間違いないだろう。

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